受験動機
2021年に合格した AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) の有効期限(3年)が切れる前に AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) に合格しておきたかった。 SAP に合格すると SAA の期限も自動延長される。
結果
- 受験科目: AWS Certified Solutions Architect - Professiona (SAP-C02)
- 学習期間: 26日 (08/12-09/06)
- 受験回数: 1回
- スコア: 829点 (合格点は750/1000)
選んだ教材
AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版
メイン教材1。解説+簡単な章末問題+模試1回。最初の1週間くらいはこの教材のみを以下のステップで進めた。- 各章を読み終わったら章末の問題を解く
- 巻末の模試
- 小松の問題と巻末の模試2周目
Kindleで購入したが、問題<->解答の移動やよく見るページへのブックマークが使いづらかった。次にこのシリーズを買うなら紙にしたい。
AWS WEB問題集で学習しよう
メイン教材2。7問1セクションの問題集。残りの2,3週間はこれを毎日やっていた。解いたのは以下。
- #30-#83 (7問/セクション * 54セクション = 378問)
- 2周
最初は半分くらいしか解けなかったが、最後の方は初見の問題でも7-8割くらい取れるようになっていて成長を実感できた。 また、Webなのでタブレットでもスマホでも実施できたのがよかった。文章が長い試験なので基本はタブレットでやっていたが、隙間時間にスマホで手軽に進めることも多々あった。
Practice Exam AWS Certified Solutions Architect Professional
https://www.udemy.com/course/practice-exam-aws-certified-solutions-architect-professional/
SAP-C02対応の模試。WEB問題集にも模試機能があるが、新しい問題で力試ししておきたかったので購入した。セールで1800円。日本語のものよりレビューが良さそうで、Google翻訳のブラウザ拡張でなんとかなるとの意見もあったので試してみた。30問/75問/75問の全3セット。
結果としては、Google翻訳では理解できない問題がいくつかあった。また、難易度が高めに感じた(翻訳のせいかもしれない)。受験2日前に受けた3セット目ですら68%しか正解できず、自信を失った(ので最後の2日は焦ってたくさん勉強した)。
AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
サブ教材。ビジュアルでサービスの概要を理解できる。ネットワーク系や権限管理周りはメイン教材1よりわかりやすかった。また、AI系やIoT系のサービス理解にも役立った。注意点としては試験用の教材ではないのでSAPの範囲内のサービスでも全く説明されていないことはある。いくつかの間違った理解をビジュアルを通して正せたので総合的には買ってよかった。個人的Tips
全選択肢を検討する
事前の調査で良質な教材は限られているような印象を持った。そのため、各問題からできるだけ知識をつけておくことが大事だと考え、正解でない選択肢はなぜ正解でないか考えてから解答を見るようにした。その点に関しては解説が十分でないこともあったのでググりながら自分の考えを補正していった。
Anki
https://ja.wikipedia.org/wiki/Anki
WEB問題集2週目でも覚えられないサービス概要や数値(バケット数の制限、特性サービスの処理速度制限など)、ググってわかった結果などはAnkiにQ&Aとして登録しておいて時々復習した。入力はやや面倒だが、シンプルなクイズに変換しておくことで復習の時間はかなり少なく済んだと思う。暗記がメインの試験ではないので登録した項目は100以下で済んだ。PCで入力、スマホで復習。
おわりに
知識だけでなくアーキテクトとしての考え方を問われる面白い試験だったのでいい勉強になった。自費で受けているので落ちたら再受験に30,000円かかるのはプレッシャーだった。一発合格できたものの3年後に再受験費用がかかるのはちょっと辛い。