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TOEICのリーディングを5分残しで終えられるようになった方法

学習前の状況

最後にTOEICを受けたのは3年ほど前でそのときは最後の文章まで辿り着けなかった。つまり191-200の大半は塗り絵。900点を目標とした受験に向けていくつか模試を解いたが時間内に解き終わることがなかったので対策することにした。やったことは3点。

  • 速読力の強化
  • 語彙力の強化
  • 時間配分を意識

学習結果

1ヶ月程度で大体 130wpm(word per minute) -> 160wpm くらいには成長した感覚。TOEICの公式問題集や本番ではリーディングで5分程度残すことができ、リスニングのPart3,4で全選択肢に目を通してから聴けるようになった。10月のスコアは935点で無事目標達成。

やったこと

wpmの計測 + 音読

きっかけは以下の動画。同じ教材を繰り返して読む理由のところに納得感があった。計測が改善の第一歩なのはどの世界でも同じ。

www.youtube.com

教材は以下の毎日の英速読という本にした。英速読が目標になっているため各文章のワード数が大体同じで、ワード数やwpmの変換表がある。文章の内容がさまざまで飽きにくいのもよかった。

やり方は上記の動画の内容を少し簡略化して以下の流れにした。

  1. 初回の黙読でwpm記録
  2. 満足いくまで繰り返し音読
  3. 黙読で200wpmで読めるか確認

20セクションあったので、1日1,2個ずつのペースで1-10を2周してから11-20を2周した。 最後のほうは初回で150wpmを超えるようになっていたので負荷は下がっていった。 この方法は音読を通してwpmという数値が伸びていくところが楽しいのでモチベも保ちやすくおすすめ。

語彙力の強化

当初は単語学習だけで十分だと考えていたが、TOEICによくある表現に瞬時に反応できるほうが楽だと理解したので 「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」と「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語」を学習した。

答えに直接掛かってくる場合もあるが、そうでなくても数単語をまとめて理解することでスピードアップできるのでリーディングの時間に不安があるならやっておいて損はない。

時間配分を意識

満点を目指しているわけではないので分からない問題や知識が不足している問題は諦めるのも大事。また、時間に応じてスピード重視の解き方(正解を見つけたら他の選択肢は見ない 等)に切り替えるスキルも大事。とにかく目標時間で解き終わるのを第一目標とした。

リーディングは75分。最終的な自分の時間配分は以下。

  • Part 5: 10分
  • Part 6: 8分
  • Part 7: 52分 (SP:27, MP:25) ※ SP=シングルパッセージ、 MP=マルチパッセージ

Part5,6は精度重視で文脈も考慮して全部読んでいるためこれ以上高い目標にするのは現状難しかった。逆にPart7は確認のための読み返しで時間を浪費することが多かったので時間がないときはすぐ次に進むことで平均的に早くなった。

終わりに

TOEICは英語を「速く」読む試験としてとても良かった。現状でもネイティブの半分程度でしか読めていないようなので普段から英語で情報を入れるようにして研鑽を積みたい。