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技術書を自費で購入して読む理由

はじめに

技術書を自費で買うのか?というようなコメントがあった。結論としては現状は自費で買って読んでいる。確かにそこそこコストがかかるのになぜなのか考えてみた。以下すべて、一般論ではなく自分の一意見。

なぜ読むようになったか

学生のころは技術書高すぎる、、、と思っていたのでたまに研究室の先輩に借りたり大学図書館で読む程度だった。 習慣的に読むようになったのは、運良く最初に入った会社がそういうカルチャーだったからだと思う。具体的には、入社前にオススメの技術書リストを提供、技術書を買うための補助、業務時間内で輪読会といった部分で自然と技術書に触れるようになっていた。

今でも技術書を購入して読む理由

転職してからは補助がなくなったが、今でも技術書には価値を感じていて購入し続けているので以下に理由を3つ書いてみる。

高クオリティかつ体系的な知識を得られるから

まず、技術書は無料のコンテンツと比べてクオリティが高いことが多い。それは、本になるものは作者が知識を詰め込んでいるのはもちろんのこと、出版前にはレビューされたコンテンツだからである。 また、有名な本はレビューもたくさんあるので、いい本や自分の目的にあった本は見つけやすく、必要なコンテンツを探す時間を短縮できる。

また、技術書はあるテーマのためにそれなりのページが費やされており、小さくなりがちな無料コンテンツと比較すると、トップダウンで体系的な知識を学ぶ時はとても理解しやすい。 体系的な知識があるとなにか調べたい時にすぐ検索ワードが思いついたり、検索結果をすんなり理解できたりするので、技術書で読む優先度が高い。

仕事が楽しくなるから

自分は子どものときからゲームの攻略本を読むのが好きなタイプだった。攻略本を読めば自分がプレイで通らなかったルートや使わなかったキャラクターを知ることができた。 仕事でも技術書を読んでおけば自分達が行なわなかった選択に気づくことができ、それらについて話し合ったりする中で連鎖的に知識を増やしていけるのが楽しい。

また、自分は「活躍した方が仕事は楽しい」と最初の会社で教えられたし、今はある程度そう思っている。なので、知識が増やして重要なタスクを任せてもらえる確率が上げることも仕事を楽しむためには必要だと考えている。

投資した以上に回収できるから

具体的に技術書がどれくらい自分のキャリアに貢献しているのかはもちろんわからないが、事実として身につけた知識はそれなりにアウトプットされているし、給料も増えている。 給料が増えるのは面接で体系的な知識が役に立ったからかもしれないし、普段の仕事がスピードアップするからかもしれない。 逆に技術書を全く読まなかったケースを考えてみると、今のようには働けていなかったと思う。

おわりに

言語化難しい。Web or 本とか、電子 or 紙とかを他のエンジニアはどう使い分けてるのか知りたい。